浦安魚市場レポート
栄養士のメイさんがずっと気になっていた場所 「浦安魚市場」。
魚市場は、”業者専用の場所”と勝手にイメージしていた私。素人の一般人には少し近寄り難い。慣れない対面販売にもちょっと不安。
でもこんな近場に新鮮・お買い得な食材の宝庫があるのに、利用しないのはもったいない。耳寄り情報を集めながら魚市場の魅力を発見した~い。
行楽日和には、浦安魚市場のお惣菜を持ってレッツゴー♪ 2013.05.17
ポカポカ温かいこの時期、週末は家族でのんびり過ごしたい。
お弁当やお惣菜を買って市内の公園で屋外ランチ………なんていいかも。
何を持って出かける?
「魚市場には手作りのお惣菜やお寿司など、テイクアウト商品もたくさん並ぶの。週末は品数も豊富でどこのお店も大繁盛。専門店が作るお惣菜だからこそ、使う食材は新鮮で、ボリューム満点。ぜひ覗いてみて」
魚市場ツウの先輩URARAさんの耳寄り情報を思い出す。
よし!週末のピクニックに向けて、魚市場へお惣菜やお弁当を見に行こう!
ボリュームのあるサンドイッチが目を引く
ボリュームのあるサンドイッチが目を引く「精肉店石井大一商店」
お肉や加工品を扱う石井大一商店には、カツサンドやホットドッグなど、サンドイッチ類も並ぶ。
中でも厚目に切ったハムカツサンドは、ボリューム満点。

「ハムが主役なんだから厚目に切らなきゃね。旨味と歯ごたえが違うよ」とご主人。
お肉屋さんが作るサンドイッチは具が違う。

ホットドッグはその場で軽く温め直してくれるから、ほお張りながら散策するのも楽しい。
厚みのあるジャンボメンチに驚く

「石井大一商店」惣菜コーナーで、一際目立つメンチカツ。
「この厚みが肉汁を閉じ込める。ジューシーなおいしさの源だよ。試しに一口食べてみて」とご主人。メンチカツをパクリ。口の中いっぱいに肉汁が溢れる。肉の旨味が濃厚!ソースなしで頂きたい。
魚市場内にあるお寿司屋さん

魚市場内にあるお寿司屋さん「味館食堂(みたてしょくどう)」
カウンターだけの小さなお店だが、場内の寿司屋だけあって、ネタの鮮度はお墨付き。買い物帰りのお客さんや、市場で働く人たちの舌を満足させるお店。人気はボリューム満点の海鮮丼だ。
週末はテイクアウト商品がずらりと並ぶ。一番人気は、10種類のネタをのせた850円の海鮮丼。行楽シーズンは、10~15個まとめて買うお客様が多いとか。
注文の数が多い場合は2~3日前までに予約をしておこう。
土日限定あさりご飯


味館食堂の根強い人気商品「あさりご飯」。一日30~40食限定なので、お早めに。
太巻き・いなりもよく売れる。
あさりから出る煮汁には、旨味成分のタウリンがたっぷり!!タウリンは、血液中のコレステロールを下げる働きを持ち、動脈硬化の予防に有効。煮汁で炊いたご飯は、まさに旨みと栄養を余すことなく食べられる。
お肉屋さんが作る週末限定お惣菜

土曜日は焼き鳥とから揚げがメインに販売。
日曜日にはそれにコロッケとメンチもラインアップ。

手作りのお惣菜が、所狭しと並んでいる。
「お惣菜は毎週、大人気だね。9時にはほとんどなくなるから、早めに来て」とご主人。
日曜の朝、早速行ってみると、お惣菜売り場の前は既に人だかり。カリッと揚がったから揚げは、揚がると同時に売れて行く。熱々のから揚げや焼き鳥を頬ぼりながら、常連客同士しが会話を楽しんでいた。「週末はいつも立ち寄るんだよ」

素朴なじゃがいもの甘味と肉の旨味がきいたコロッケは、なつかしい味。
「お肉屋さんのコロッケってどうしてこんなにおいしいんでしょう」と尋ねると、「やっぱりラードの入った揚げ油が旨味を出すんだよ」とご主人。なるほど!だから衣まで味があるのね。
行楽向けにお惣菜を求めて初めて足を踏み入れた魚市場。
それぞれの食材の専門店が作るお惣菜は、さすがプロ。おいしさのこだわりが違う。
浦安駅に近い立地も最高!熱々のお惣菜を持って、行楽地へレッツゴー!