フットサルを通じて浦安に貢献したい ~バルドラール浦安~
「PUMA CUP 2014 第19回全日本フットサル選手権大会」 決勝トーナメント情報 !!
「PUMA CUP 2014 第19回全日本フットサル選手権大会」 決勝トーナメントに
『バルドラール浦安』、『バルドラール浦安セグンド』が出場します。
みんなで代々木に応援に行こう!!
【準々決勝試合日時】
3月14日(金) 会場:東京都/国立代々木競技場第一体育館
●12時30分キックオフ
バルドラール浦安(ワイルドカード2) vs バサジィ大分(グループC1位)
●17時00分キックオフ
バルドラール浦安セグンド(ワイルドカード1) vs 名古屋オーシャンズ(グループD1位)
問い合わせTEL 047-353-9130/バルドラール浦安(月~金:正午~PM7)
※詳細はこちらから!! → バルドラール浦安(http://www.bardral-urayasu.com/index.html)
浦安市をホームタウンとして活動するフットサルチーム『バルドラール浦安』。2007年から日本フットサルリーグ「Fリーグ」に参戦して全国を転戦する一方で、地域貢献にも力を入れている。その幅広い活動について、常務取締役ゼネラルマネージャーの浅野清晴さんに、話を聞いた。
浅野清晴さんは『バルドラール浦安』の名付け親でもある。
海浜都市浦安を象徴するBarco(バルコ/スペイン語で船)、世界へ飛躍するイメージからDragon(ドラゴン/竜)を合わせた造語。
「浦安への思いと、僕たちが目指す姿を込めています」
始まりは“遊びのチーム”だった
地域活性化のために自治体がスポーツチームを誘致することがあるが、バルドラール浦安はまったく違うアプローチで浦安に根を下ろした。
明海大学のサッカー部OBが“遊びのフットサルチーム”を立ち上げたのが、1998年のこと。2002年のワールドカップが日韓共催で開かれることが決まった後で、サッカー人気が急速に高まっていた頃だった。
とはいえ、本格的にサッカーをするのは意外と難しい。広いグラウンドと、1チーム11人のメンバーが必要だからだ。
そこで注目されたのが、かつてミニサッカーやサロンサッカーなどと呼ばれていた、フットサル。サッカーに比べて試合に要する面積は狭く、人数も1チーム5人。浦安市内にもフットサル場が作られ、たちまち人気スポーツのひとつになった。
そんな中で“遊びのチーム”は練習や試合、海外遠征を重ね、強豪チームへと成長する。2006年には、全日本フットサル選手権大会で優勝。その直後、浦安市をホームタウンにすべく、浦安市サッカー協会と市長に掛け合い、チーム名に“浦安”を入れる許可を得る。
「浦安の名を冠することで、これまでの楽しければいいというチームから、地域から愛され、浦安をホームタウンとする“誇り”を持つチームになろうという責任感が生まれました。遠征すれば僕たちは、いわば浦安の代表。浦安のイメージアップに貢献できる存在にならなければと、この時から強く思っています」
浦安に愛されるクラブを目指す
2007年にFリーグがスタートすると同時に、参加。チーム名を『バルドラール浦安』に改称するとともに、チームを中心とするクラブの基本理念を確立させる。
「ヨーロッパの国々には各地域にスポーツのクラブがあって、地元の人たちからとても愛されています。2000年にスペインを訪れたときにその様子を目の当たりにし、こういうクラブが日本にも根付けば素晴らしいなと感じました」
そんな思いを込めた理念が、地域社会に愛されるクラブづくり、夢を与える選手の育成、トップチームの50%以上を地域社会出身選手で構成する“O‐50(オー・ゴジュウ)プロジェクト”の3つだ。
そのため、イベントや祭りに参加して市民が手軽にフットサルや選手と触れ合う機会を設けたり、子どもや地域の人に夢を与えられるような選手を育成すべく、力を入れている。
東日本大震災時は、震災3日後にボランティアセンターに登録し、土砂を取り除く作業に従事。このときは大勢のサポーターも参加してくれ、選手やスタッフは とても感激したという。また、幼稚園や公民館でボール遊びを楽しむイベントを開催し、震災でふさぎがちだった子どもたちと、思いきり駆け回った。
ホームゲームは地域の人とともに
そんな活動が影響しているのか、バルドラール浦安のホームゲームには家族連れの観客が目立つ。
「地域の幅広い世代の皆さんに応援していただけて、うれしく思っています。今後も、ホームゲームで地域の方の活動発表の場を設けるなど、一緒に楽しめることを計画中です」
全国10チームが頂点を目指して戦うFリーグ。今シーズンのホームゲーム初戦が、いよいよ6月23日(日)に浦安市総合体育館で行われる。
「フットサルのゲーム運びは攻守の切り替わりが早く、バスケットボールに似ていると言われます。ぜひ試合に足を運んで、サッカーとはひと味違ったプレーを楽しんでください」